○パソコンからの各種設定方法
専用ソフト TK-1230B TOOLS を使った設定方法
ここでは、弊社が開発しましたTK-1230B専用ソフト 「TK-1230B TOOLS」を解説しています。
なお、ソフトのセットアップが完了し、TK-1230Bとの通信接続が確立している状態での説明になりますので、
ソフトのダウンロード、セットアップがまだの方は、下記よりダウンロードしてください。
TK-1230B TOOLS ダウンロードページ(別ページが開きます)
■画面説明
@ | COMポート選択 | TK-1230Bを接続するCOMポートを選択します。 |
A | OPEN | このソフトとTK-1230Bとの通信を確立します。この際、TK-1230Bの設定が読み込まれます。 |
B | 再OPEN | 再度TK-1230Bとの通信を確立します。この際、TK-1230Bの設定が読み込まれます。 |
C | CLOSE | TK-1230Bとの通信を終了します。 |
D | 設定・登録内容書込 | このソフトで編集した内容をTK-1230Bに書き込みます。設定編集後は必ず押してください。 |
E | 各種メニュー | それぞれのメニューが選択できます。 |
F | メニュー詳細 | メニューの詳細です。ここで各種設定等を編集します。 |
G | 通信モニター | TK-1230Bから送られてくる通信状況を表示します。 |
H | クリア | 通信モニターの内容をクリアします。 |
I | ATコマンド入力欄 | ここにATコマンドを記入し、エンターキーを押す事で、TK-1230BにATコマンドを送信します。 |
J | 文字列送信 | 入力欄に記入したATコマンドを、TK-1230Bに送信します。エンターキーと同じ働きです。 |
■基本設定
エコーバック | 「あり」の場合、ATコマンドを入力すると、TK-1230Bから同じATコマンドが返ってきます。 (通信モニター内に打ったATコマンドが表示されます) |
ダイヤル方式・速度 | ご使用の回線の種類を選択します。 「ピポパ」…プッシュ回線(トーン)、「ジーッ、ジーッ」または「ブツブツブツ」…ダイヤル回線(パルス) |
ダイヤル前確認 | 発信音(ツー)を確認するか、しないかの設定です。 |
呼出音検出回数 | 着信時に、呼び出し音(トゥルルル…)を何回検出すると着信するか、という設定です。 |
話中音検出回数 | 発信時に、話中音(ツーツーツー…)を何回検出すると切断するか、という設定です。 相手が回線を切断した時も同じ音(ツーツーツー…)が出ますので、相手が切断後何回で 切断するか、という設定にもなります。 |
発信音待機時間 | 発信音(ツー)が確認できない場合、何秒まで待ってから発信するか、という設定です。 待機時間を越えても発信音が確認できない場合は、発信を中止します。 |
呼び出し時間 | 発信時、相手を何秒呼び出すのか、という設定です。 ※自動発信する場合、呼び出し時間は「1分」までと法律で定められております。(緊急時を除く) |
ダイヤルポーズ時間 | ダイヤル途中でダイヤルの間隔を空けたい場合の時間設定です。 |
無音検出時間 | 着信相手の無音状態が何秒続くと回線を切断するか、という設定です。 |
DTMF送信時間 | 発信時の「ピッポッパ音」の音の長さの設定です。 送信時間を長くすると「ピッポッパ」が「ピーポーパー」と一つ一つの音が長くなります。 |
無操作タイムアウト | 着信相手の無操作時間(プッシュ音による設定変更などの操作が無い時間)が何秒続くと 回線を切断するか、という設定です。 |
リングバック検出時間 | 呼び出し音(トゥルルル)と次の呼び出し音(トゥルルル)の間の無音時間が、ここで設定した時間に 達すると、TK-1230Bは相手が着信したと判断します。 ※1 |
リングバック待ち時間 | 相手が呼び出し音が鳴る前に電話を取った場合等、呼び出し音を何秒待つか、という設定です。 |
一般暗証コード | 28桁までの数字を入力します。 「一般暗証コード」と「オーナー暗証コード」を空欄にする事で、暗証コードを「なし」にできます。 |
オーナー暗証コード | 28桁までの数字を入力します。 「一般暗証コード」と「オーナー暗証コード」を空欄にする事で、暗証コードを「なし」にできます。 |
※1 TK-1230Bは電話回線の極性反転を検出し、相手が電話を取ったと判断しています。
しかし、専用回線や内線電話等の極性が反転しない回線の場合、相手が電話を取ったという判断ができません。
そこで、呼び出し音と呼び出し音の間の無音時間を検出し、「無音時間が長い=相手が電話を取った」と判断します。
ただ、欠点として、電話を取った相手は、TK-1230Bが無音検出する時間分、無音状態になります。
■その他設定
test
回線リース選択 | 「通報優先」設定は、自動通報等で回線仕様中は親電話機からの割り込みはできません。 |
送話入力切替 | AF IN入力を回線に接続するタイミングを設定します。 注意) VCON後の設定でも、暗証コードを「無し」にしていないと、暗証コード入力待ち時にAF INはOFFになります。 |
通報形式 | グループ通報時における自動通報の終了条件の設定です。 応答のみ :グループ内の誰か一人でも応答すれば通報終了 暗証番号確認:グループ内の誰か一人でも暗証コードを入力すれば通報終了 一斉 :グループ内の全員が暗証コードを入力する事で通報終了 参考) 「応答のみ」に設定した場合、一時的に暗証コード入力が「無し」になります。 |
再生音量調節 | 音声ファイル(wav形式)の再生時の音量調節です。 |
ゲイン調整(自動) | オプションユニット VP-1 搭載時に使用する設定です。 |
ゲイン調整(スピーカ) | オプションユニット VP-1 搭載時に使用する設定です。 |
ゲイン調整(マイク) | オプションユニット VP-1 搭載時に使用する設定です。 |
回線種別 | どの回線を利用して発信するか、という設定です。 |
入力モード切替 | 制御用入・出力コネクタ(CN3)使用時の設定です。 |
DTMF制御 | DTMF制御禁止にすると、親電話機やオーナー暗証コードでの設定は行えません。 パソコンからの制御のみとなります。 |
AT#VTX、#VRX時 通信プロトコル |
リファレンスマニュアルの11ページに詳しく解説してあります。 |
AT#VTX中のFET | オンの場合、音声ファイル(wav形式)の再生時、プログレストーン(交換機から出る各種の音)を検出します。 |
リダイヤル回数 | リダイヤル回数の設定は、初回ダイヤルを含めた数を指定します。 |