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自動通報

ボタンひとつで、設定したグループ全員に電話をかけ、メッセージを伝えることができます。
また、スイッチ部はセンサー等と組み合わせることで、「機器の故障の通報」、「緊急時の通報」等、
さまざまな用途に応用可能です。


ここでは、グループ通報の基本設定・基本接続を解説しています。

    ・スイッチは4個まで、電話番号は最大32件を4つまでグループ分け可能
    ・スイッチはOFFからONになった時のみ通報

設定や編集は、専用ソフト「TK-1230B TOOLS」を使用して解説しております。

<グループ通報>

TK-1230B TOOLS の入手・インストール

接続方法

TK-1230Bと TK-1230B TOOLS の通信確認

音声ファイルの準備

電話番号登録・各種設定

設定・登録内容をTK-1230Bに書き込む

設定・登録内容をファイルに保存、読み込み

実行・中断

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TK-1230B TOOLS の入手・インストール

@TK-1230B TOOLS は以下URLよりダウンロードできます。(別ページが開きます)

http://www.patok.jp/tk1230tools.html


注意) TK-1230B TOOLSはフリーソフトです。 動作検証は行っておりますが、予期せぬ不具合および
それにより発生した損害等に対して弊社は責任をとりません。 予めご了承ください。

Aダウンロードしたファイルを解凍ソフトで解凍し、解凍フォルダ内にある 『 AS1230BT_Setup.msi 』 (Windowsインストーラパッケージ)
をダブルクリックして実行してください。 ( 『 setup.exe 』 ではありません)

参考) インストールの場所は任意で構いません。

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接続方法

スイッチの配線は下図を参考に接続してください。
(6〜9番の端子と10番を接続することで、自動発信を行う仕様になっています)

VP-1搭載のTK-1230Bを下図の通り、パソコン、電話回線に接続し、ACアダプター等で電源を供給します。

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@TK-1230B TOOLSを起動します。
 (「スタート」→「すべてのプログラム」→「PATOK」→「TK-1230B TOOLS」等)

ATK-1230Bを接続したCOMポートナンバーを設定し、「OPEN」をクリック。
 通信に成功するとグレーの部分が表示され、設定可能になります。

C発信のテストをしたい場合は「ATD{かけたい電話番号}」でかけたい電話番号にダイヤルします。
 ご自身の携帯電話等にかけると確認しやすいです。

例) ATD0827240081  「0827240081」は弊社の電話番号ですので、そのまま打ち込まないでください

BATコマンド入力欄に、キーボードから「AT」(小文字でも可)と打ち込み、エンターキーを押します。
 「ok」と表示されれば、TK-1230BとのATコマンドによる通信は成功です。

TK-1230Bと TK-1230B TOOLS の通信確認

VP-1の「00」番、「01」番、「02」番、「03」番、に音声ファイルを録音します。
録音方法につきましては別ページで解説しておりますので、そちらをご覧ください。

音声をVP−1に録音する(別ウィンドウが開きます)

参考) 「00」番…グループ0に流すメッセージ、「01」番…グループ1に流すメッセージ、
「02」番…グループ2に流すメッセージ、「03」番…グループ3に流すメッセージ、です。

音声ファイルの準備

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設定・電話番号登録

@下図の様に、電話番号を入力し、グループ番号を設定します。

電話番号は最大32件、グループは0〜3の4つまで指定できます。
グループごとに並びをまとめる必要はありません。

グループ0 … 端子番号6番のスイッチがONになると発信する電話番号
グループ1 … 端子番号7番のスイッチがONになると発信する電話番号
グループ2 … 端子番号8番のスイッチがONになると発信する電話番号
グループ3 … 端子番号9番のスイッチがONになると発信する電話番号

※上記電話番号はすべて架空のものです。

Aその他設定より「通報形式」を「一斉」、入力モード切替」を「04:グループ入力入力 片エッジ」に設定します。

参考) 通報形式は用途に合わせて設定してください。

      応答のみ ……… 誰か一人でも応答すると自動発信終了
      暗証番号確認 … 誰か一人でも応答後、暗証コード入力で自動発信終了
      一斉 …………… 全員が暗証コード入力で自動発信終了

Bセンサー設定は、「スイッチが何秒間ONになると発信するか」という設定です。
初期値は1秒間ですので、1秒以上ONすると自動発信します。

端子入力変化待ち時間04 … 端子番号6番のスイッチON検出時間設定
端子入力変化待ち時間05 … 端子番号7番のスイッチON検出時間設定
端子入力変化待ち時間06 … 端子番号8番のスイッチON検出時間設定
端子入力変化待ち時間07 … 端子番号9番のスイッチON検出時間設定

注意) 0.1秒から設定可能ですが、誤動作防止のため0.5秒以上の設定を推奨します。

Dその他の設定
必要に応じてその他の設定変更を行ってください。

@上部メニューより「ファイル」→「開く」を選択し、希望のファイルを選択してください。

Aファイルを開いただけではTK-1230Bに反映されませんので、「設定・登録内容 書込」ボタンをクリックし、書き込みます。

<登録・設定の保存>

上部メニューより「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択し、保存してください。

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参考) 「書込み」を行わないと、登録や設定は反映されませんので、何かしら変更を行った際は
書込みするように心掛けてください。

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<登録・設定の保存>

TK-1230B TOOLSの登録・設定内容はファイルとして保存できます。
設定のバックアップや、電話番号や設定を複数管理したい場合等にも有効です。

設定・登録内容をファイルに保存、読み込み

これまでに登録した電話番号や、設定内容をTK-1230Bに書込みします。

「設定・登録内容 書込」ボタンをクリックし、書込みします。

設定・登録内容をTK-1230Bに書き込む

接続したスイッチを、設定した時間ONさせることで、スイッチに対応したグループの電話番号へ順次電話をかけます。
電話を取った相手に、VP-1に録音したメッセージを流します。

通報形式を「応答のみ」にした場合は、誰か一人でも応答すると自動発信終了、「暗証コード確認」の場合は、
誰か一人でも応答後、暗証コード入力で自動発信終了、「一斉」の場合は、全員が暗証コード入力で自動発信終了となります。


発信を中断する時は、ATコマンド入力欄に「reset」(大文字でも可)と入力すると、TK-1230Bの動作にリセットがかかり、
中断できます。 TK-1230Bの電源を落としても中断できます。

注意) 中断した箇所からの発信はできません。

実行・中断

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スイッチがONになった時、対応するグループの電話番号に順次電話をかけ、
     電話先の相手に、VP-1に録音した音声(メッセージ)を流す

参考) 端子番号6…グループ番号0、端子番号7…グループ番号1、端子番号8…グループ番号2、端子番号9…グループ番号3、に対応

C暗証コードの変更
必要に応じて「一般暗証コード」を変更してください。(最大28桁の数字)

参考) 通報形式を「応答のみ」にした場合、暗証コード入力はありませんので、変更の必要はありません。