8回路リレーボード TK-9610 仕様説明
- 概要
リレーコイルのプラス側を共通化することで配線を簡略化し、高容量でありながら、実装密度を向上させた、汎用リレーボードです。
標準品は1回路の動作時ON(1a)接点のみですが、ご注文により、切り替わり(1a1b)接点と、2回路の動作時ON(2A)接点に対応可能です。
ただしこの場合、5A(定格)の動作確認用発光ダイオード(LED)無しのリレーとなります。
- 特長
リレーを8回路内蔵しています。
8A(定格)の動作確認用発光ダイオード(LED)付きリレーを内蔵しています。
小型設計(90mm×60mm)です。
当社製品(TK-9600,TK-70Setc.)に、簡単に接続できます。
- 仕様
電源電圧……DC9V~15V
消費電流……240mA最大
リレー定格負荷……AC250VまたはDC30V以下、5A(抵抗負荷)、2A(誘導負荷)
寸法……90mm×60mm
- 付属品
使用説明書…1 スペーサー…4 片側コネクター付き電源コード…1 接続コード…1
リレー接点出力コネクタハウジング…2 コネクタコンタクト…20
- 外観図
- 配線について
電源入力の配線
付属のコネクタ付き電源コードを、本ユニットの電源入力コネクタに差し込み、赤色のリード線を電源のプラスに、黒色のリード線を電源のマイナス側に接続します。
表-1に電源入力コネクタの端子接続を示します
リレーコイルドライブ入力の配線
付属の接続コードを、本ユニットのリレーコイルドライブ入力と、当社製品(TK-9600,TK-70Setc.)に差し込みます。
表-2にリレーコイルドライブ入力コネクタの端子接続を示します。
端子№1(電源出力)にはリレーコイルドライブのプラス側が接続されています。
各リレーは、対応する端子№2~端子№9(リレーコイルドライブ入力)と、端子№10(GND)を接続することにより、動作します。
リレー接点出力の配線
ON/OFFする機器の配線に、付属のコネクタコンタクトを接続し、それを付属のリレー接点出力コネクタハウジングの、リレーに対応する位置に差し込みます。
表-3、表-4にリレー接点出力コネクタの端子接続を示します。
- 表-1 電源入力コネクタ
端子№ |
用途 |
1 |
電源入力(DC9V~DC15V) |
2 |
GND(0V) |
端子№ |
用途 |
1 |
電源出力 |
2 |
リレー01コイルドライブ入力 |
3 |
リレー02コイルドライブ入力 |
4 |
リレー03コイルドライブ入力 |
5 |
リレー04コイルドライブ入力 |
6 |
リレー05コイルドライブ入力 |
7 |
リレー06コイルドライブ入力 |
8 |
リレー07コイルドライブ入力 |
9 |
リレー08コイルドライブ入力 |
10 |
GND |
端子№ |
用途 |
9、10 |
リレー01接点出力 |
11、12 |
リレー02接点出力 |
13、14 |
リレー03接点出力 |
15、16 |
リレー04接点出力 |
|
端子№ |
用途 |
9、10 |
リレー05接点出力 |
11、12 |
リレー06接点出力 |
13、14 |
リレー07接点出力 |
15、16 |
リレー08接点出力 |